慶友川口駅前整形外科|埼玉県川口市の整形外科|川口駅徒歩3分

スポーツ整形外科

スポーツにケガは付きものです。部活動などで日常的にスポーツに取り組む人の中には、ケガの繰り返しで悩まされている方もいるのではないでしょうか。

 

そんなときに頼りになるのが「スポーツ整形外科」です。一般的な整形外科とは異なり、スポーツに特化しているため、ケガの治療だけでなく、競技復帰や再発防止を視野に入れたサポートが受けられます。選手にとっては非常に心強い味方となるでしょう。

 

本記事では、スポーツ整形外科の特徴やよくある症状についてわかりやすく解説します。

目次

スポーツ整形外科とは?

スポーツ整形外科とは、スポーツに伴うケガや障害に特化した診療を行う整形外科です。

 

競技やトレーニング中に起こる突発的なケガ(スポーツ外傷)や、繰り返しの動作によって引き起こされる慢性的な痛みや機能障害(スポーツ障害)に対し、専門的な診断と治療を行います。

 

単なる治療だけでなく、各競技に合わせたリハビリ、早期復帰や再発予防を見据えたサポートを受けられるのが大きな特徴です。

スポーツ外傷

スポーツ外傷とは、運動中に起こる突発的なケガのことです。転倒や衝突などによって発生し、強い衝撃によって関節や筋肉、骨に異常が起こります。

受傷した瞬間に痛みや腫れを感じることが多く、放置すると悪化する可能性もあります。代表的な症状としては、次のようなものが挙げられます。

 

骨折

脱臼

捻挫

靭帯損傷

打撲

肉離れ

切り傷や擦り傷

 

スポーツ外傷を負った場合は、早期に適切な処置を受けることが大切です。ケガの状態によってはリハビリを受ける必要もあります。

スポーツ障害

スポーツ障害とは、特定の動作を長期間繰り返すことで生じる慢性的な痛みや機能低下のことです。日々のトレーニングや競技中のフォームのクセ、特定の部位の使いすぎなどによって、関節や筋肉、腱などに過度な負荷がかかり、ダメージが少しずつ蓄積されることで生じます。

 

初期は違和感程度しかなくても、無理を続けると悪化しやすいため、早めの対処が重要です。代表的な症状としては次のようなものが挙げられます。

 

野球肩、野球肘

テニス肘

ジャンパー膝

アキレス腱炎

足底腱膜炎

疲労骨折

 

スポーツ整形外科では、原因となる動作の見直しや再発予防も含めた総合的な治療を行います。

スポーツ整形外科と一般整形の違いは?

スポーツ整形外科は整形外科に含まれる一つの診療科です。どちらも骨や関節、筋肉などに関するケガや障害について診療する点で共通します。

 

しかし、治療の目的やアプローチには違いがあります。一般整形外科は、日常生活などスポーツ以外で生じたケガや不調の改善も目的とするところです。例えば、高齢者の変形性関節症や骨粗しょう症、交通事故などによるケガなど、幅広い患者さんに対応します。

 

一方、スポーツ整形外科は、競技に関連したケガや不調を専門的に診療するところです。患部の治療だけでなく、競技復帰やパフォーマンスの維持・向上を前提にリハビリやトレーニング指導なども行われます。患者さん一人ひとりのニーズに合わせたサポートを受けられるのが特徴です。

スポーツ整形外科でよくある疾患

スポーツ整形外科での診療の対象となる疾患の例としては、次のようなものが挙げられます。

肩腱板損傷

肩腱板損傷(かたけんばんそんしょう)とは、肩関節を安定させる「腱板(けんばん)」が、スポーツ中の反復動作や転倒などの外傷によって断裂、損傷する状態です。特に野球やテニス、水泳など、肩や腕を頻繁に使う競技で多く見られます。

投球障害肩(野球肩)

「投球障害肩(とうきゅうしょうがいかた)」とは、一般的に「野球肩」と呼ばれる疾患です。野球の投球動作やバレーボールのアタック、テニスのサーブなどを繰り返し行うことで肩関節周辺の組織に過度な負担がかかり炎症や損傷が起こります。

上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)

上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)とは、肘の内側にある筋肉や腱で炎症が起こり、痛みが生じる疾患です。ゴルフのスイング動作の繰り返しによって多く発症することから「ゴルフ肘」とも呼ばれます。

上腕骨外側上顆炎(テニス肘)

上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)とは、一般的に「テニス肘」と呼ばれる疾患です。テニスでラケットを振ったり、ゴルフでスイングしたりといった前腕の筋肉を酷使する動作の繰り返しで肘の外側に炎症が起こります。

投球障害肘(野球肘)

投球障害肘とは、一般的に「野球肘」と呼ばれる疾患です。投球動作の繰り返しによって肘関節に過度な負担がかかり、炎症や痛みを引き起こします。特に成長期の子どもに多く見られ、痛みを我慢して投げ続けると悪化してしまうため注意が必要です。

肘内側側副靱帯損傷

肘内側側副靱帯損傷(ひじないそくそくふくじんたいそんしょう)とは、投球動作の繰り返しの他、捻挫や脱臼などの外傷によって、肘の内側にある靱帯に損傷や断裂が起こる疾患です。肘関節の安定を保つ部位でもあるため、損傷すると肘の機能に大きく影響します。

膝蓋腱炎(ジャンパー膝)

膝蓋腱炎(しつがいけんえん)は「ジャンパー膝」とも呼ばれる疾患です。膝蓋骨という膝のお皿とすねの骨をつなぐ膝蓋腱に炎症が起きます。ジャンプと着地の繰り返しによって発症します。

膝半月板損傷

膝半月板損傷(ひざはんげつばんそんしょう)は、半月板と呼ばれる、クッションの役割をする組織に、競技中の急な方向転換や衝撃などによって過度な負荷がかかり、損傷が起こる疾患です。

膝靭帯損傷

膝靭帯損傷(ひざじんたいそんしょう)とは、膝関節を支える4つの靭帯(前十字(ぜんじゅうじ)靭帯、後十字(こうじゅうじ)靭帯、内側側副(ないそくそくふく)靭帯、外側側副(がいそくそくふく)靭帯)のいずれかに断裂などの損傷が起こる疾患です。

肉離れ

ダッシュやジャンプ、方向転換といった動作によって、筋肉が急激に収縮したり伸長したりすることで断裂する疾患です。特に太ももやふくらはぎなどの筋肉に多く見られます。

足底腱膜炎

足底腱膜炎(そくていけんまくえん)とは、足の裏の「土踏まず」を支える「足底腱膜」に炎症が起こる疾患です。足裏への過度な負荷や衝撃が原因で発症します。

アキレス腱炎・アキレス腱断裂

アキレス腱に炎症が起こる疾患を「アキレス腱炎」、断裂が起こる障害を「アキレス腱断裂」といいます。ダッシュやジャンプなどの運動の繰り返しによって、負荷がかかり発症する疾患です。

足関節捻挫

足関節捻挫(そくかんせつねんざ)とは、足首をひねることで靱帯が伸びたり、部分的に切れたりするケガです。スポーツ中のジャンプや着地の他、段差での踏み外しや歩行時など日常生活でもよく起こります。

疲労⾻折

疲労骨折とは、骨に小さなひびが入るケガです。長時間のランニングやジャンプの繰り返しなど、同じ動作の繰り返しによる負荷の蓄積が原因です。初期のうちは痛みが軽くても、無理を続けるうちに悪化し、完全な骨折に至ることもあります。

慶友川口駅前整形外科のスポーツ整形の特徴

慶友川口駅前整形外科」は一般整形外科はもちろん、スポーツ整形外科としての診療も行っています。当院には次のような特徴があり、患者さんにとって最適な治療を提供しています。

MRIなどの検査機器が揃っており、スピーディーで精密な検査が可能!

MRIやCTなどの検査機器を完備し、わざわざ他の医療機関へ移動することなく、その場で検査から治療までを一貫して行うことが可能です。精度の高い診断とスムーズな治療開始で、患者さんの負担を軽減します。

広々したリハビリ室を完備し、
のびのび体を動かすことができる!

クリニックレベルではなかなかない広さのリハビリ室を完備しています。ベッドは1台ずつ十分な間隔を設けて設置しており、周囲を気にすることなく、複数の方が同時にのびのびと体を動かせる環境です。

再生医療などの自費診療も用意し、手術に抵抗のある患者さんも安心!

手術に抵抗のある患者さんには再生医療(PRP療法)などの自由診療をご用意しています。自己治癒力を活かした先進的な治療により、関節や筋肉の痛みを軽減し、機能回復を目指します。

医師と理学療法士の連携も万全で、無駄のないスムーズな治療が可能!

診察室のすぐ向かいにリハビリ室を配置しており、医師と理学療法士が常に連携しやすい院内設計となっています。診察の内容を即座にリハビリに反映できることで、無駄のないスムーズな治療が可能です。

まとめ

ケガや慢性的な痛みは、スポーツをされる方にとって大きな問題です。競技を継続できるかどうかに関わる深刻な悩みとなることもあるでしょう。
そんなときに頼りになるのが、スポーツ整形外科です。治療を受けられるだけでなく、競技復帰やパフォーマンスの維持・向上までを見据えたリハビリメニューの作成やトレーニング指導も行ってもらえるため、アスリートにとって心強い味方となるでしょう。
どんなケガも早期診断、早期治療が肝心です。早期回復と再発防止のためにも、「慶友川口駅前整形外科」へご相談ください。

お気軽にお問合せください

川口市栄町にある整形外科『慶友川口駅前整形外科』では、整形外科をはじめ、スポーツ整形外科、
リハビリテーション、骨粗鬆症、再生医療など整形外科に関する幅広い領域を通して
地域の患者様のお悩みにお応えいたします。お気軽にご相談ください。

この記事の監修者
日本整形外科学会認定 整形外科専門医
小川 祐人

大学病院や総合病院で整形外科診療を重ね、埼玉メディカルセンターに約10年勤務。脊椎手術は累計1,700件以上(腰椎1,100件、頸椎520件、その他80件)、その他手術も460件以上の執刀経験を持ちます。整形外科専門医・脊椎脊髄病認定医・名誉指導医などを有し、首や腰の疾患を中心に幅広い整形外科疾患に対応しています。

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